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口蹄疫 「侵入のリスク高い」 連休前 警戒呼び掛け 国内発生5年で農相 (2015/4/18)
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宮崎県で発生してまもなく5年を迎える家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫をめぐり、林芳正農相は17日の閣議後会見で、
韓国など近隣諸国で発生が相次いでいることから「侵入リスクは極めて高い」と述べ、警戒を呼び掛けた。
今後は大型連休を迎え、人や物の行き来が増えることを踏まえ、侵入を防ぐ水際対策と国内防疫措置を強化する方針も示した。
宮崎県では2010年4月20日に口蹄疫が発生し、牛と豚合わせて約30万頭を殺処分した。会見で林農相は口蹄疫について
「もし発生した場合、農家や地域経済へ深刻な影響を及ぼす。昨年82億円まで伸びた牛肉の輸出が全面的にストップをしてしまう」と指摘。
「水際対策と国内防疫に万全を期す必要がある」と強調した。
宮崎県の口蹄疫が終息して以降、国内では確認されていないが、近隣諸国で多発。特に多いのが韓国で、昨年7月以降185件に上る。
林農相は韓国からの旅行者は外国人旅行者の2割(280万人)を占めることもあり、「韓国からわが国への侵入リスクが極めて高い状況にある」と注意を呼び掛けた。
また、「人や物の往来が盛んになるゴールデンウイークを迎えるに当たって、まず水際対策をしっかり強化する」と述べた。
同省は水際対策の強化のため、外国人旅行者向けのパンフレットを作成し、肉製品の持ち込みなど注意を促す。
国内防疫措置の強化に向けては、16日に都道府県に通知を出し、生産者らに衛生管理の徹底を呼び掛けるよう要請。
21日には全国の家畜衛生の担当者を集めた会議を開く。