【政治】政府高官が「法にのっとって粛々と進める」と言うのを聞くと、対話や説明を投げ出し法で押し切るような印象を覚える。at NEWSPLUS
【政治】政府高官が「法にのっとって粛々と進める」と言うのを聞くと、対話や説明を投げ出し法で押し切るような印象を覚える。 - 暇つぶし2ch1:鰹節出汁 ★
15/04/08 20:15:31.13 *.net
政府高官が「法にのっとって粛々と進める」と言うのを聞くと…
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政府高官が「法にのっとって粛々と進める」と言うのを聞くと、対話や説明を投げ出し法で押し切るような印象を覚える。先週の小欄にそう書いた。沖縄の人も同じように感じるようだ
▼米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、菅義偉官房長官と翁長雄志沖縄県知事が会談した。「粛々と移設作業を進める」とする官房長官に、知事は「上から目線だ」と反発。「『粛々』という言葉を使うほど、県民の心は離れ、怒りは増していく」と批判した
▼手元の辞典によると、「粛」は〈さおを手に持つ形〉と〈淵(ふち)〉が合わさった文字。ふちでさおをさす様子から「おそれつつしむ」との意になった。「粛々と」と重ねると、慎んで静かに行動するさまを表す
▼自然豊かな辺野古の海にさおさすからには、「おそれつつしんで」県民の声に耳を傾ける姿勢は当然であろう。だが、官房長官の「粛々と」は、慇懃(いんぎん)無礼に「聞く耳持たぬ」と言っているようである
▼むしろ「粛」を含むぶっそうな熟語が浮かぶ。「粛清」は厳しく取り締まって異分子を排除すること、「粛殺」は秋の厳しい気候が草木を枯らすことだ
▼官房長官は記者会見で、「粛々と進める」との表現は今後使わない意向を示した。言葉遣いの問題ではあるまい。「粛」の本来の意味は、慎む、敬う、厳か、正す、清らか…。そんな「粛々」の態度で、基地負担に苦しむ沖縄の人たちに向き合ってほしい。

=2015/04/07付 西日本新聞朝刊=


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