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★徘徊高齢者を連携し発見へ 長浜市が地元署と協定
2015年4月3日
長浜市と長浜、木之本両署は、認知症による徘徊（はいかい）などで高齢者が行方不明
になった場合に連携して発見に努める「長浜市認知症高齢者等ＳＯＳほんわかネットワーク」
を発足させた。二日、市役所で協定書調印式があった。
市民や新聞販売店、金融機関、コンビニ、宅配業者などの事業者に対して、
市にネットワークへのメール登録をしてもらう。行方不明者届を受理した署から
連絡を受けた市が、ネットワーク協力者に情報提供し、発見に役立てる。
協定書には、藤井勇治市長と小泉辰夫長浜署長、倉田成博木之本署長がサイン。
藤井市長は「高齢者を地域ぐるみで支え、やさしい街づくりをしたい」と語った。
小泉署長は「多くの市民の協力を得ながら、早期発見に努める」、倉田署長は
「地域と一体になり、高齢者の安心安全につながれば」と話した。
今年に入って行方不明の高齢者を長浜署で八人、木之本署で一人保護しているという。
市は、ネットワークへの登録とともに、おおむね六十五歳以上の人で認知症などにより
行方不明の心配のある人の事前登録も呼び掛けている。ともに申し込み、
問い合わせは市地域包括支援課(電話番号はリンク先へ)。（田中浩一郎）
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