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2015年04月03日 19時00分
富山、長野両県で１９８０年に女性２人が誘拐・殺害された「富山・長野連続女性誘拐殺人事件」で、
身代金目的誘拐や殺人などの罪で死刑が確定した宮崎知子死刑囚（６９）の３回目の再審請求について、
富山地裁（田中聖浩裁判長）は請求の棄却を決定した。
決定は３月３０日付。宮崎死刑囚は１日、決定を不服として名古屋高裁金沢支部に即時抗告した。
弁護人によると、富山地裁は決定理由を「新証拠がない」とした。
宮崎死刑囚は９８年、死刑が確定した。これまで２回の再審請求は、いずれも富山地裁が棄却。
その後、名古屋高裁金沢支部への即時抗告と、最高裁への特別抗告が棄却されている。
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