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今週の指標 No.1118 2014年10-12月期GDP2次速報後のGDPギャップの推計結果について(今週の指標No.1116のアップデート)
URLリンク(www5.cao.go.jp)
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ポイント
2015年3月25日
2014年10-12月期のGDP2次速報を反映したGDPギャップ(注)は▲2.3%となり、
2014年7-9月期(▲2.6%)からマイナス幅が縮小した(図)。これは、実質GDP成長率が前期比年率+1.5%となり、
潜在成長率(0.6%)を上回ったためである。
今回試算値(▲2.3%)は1次速報に基づく試算値(▲2.2%)から下方改定となった(表1)。
これは、2014年10-12月期の実質GDP成長率が前期比年率+2.2%から同+1.5%へと下方改定されたためである。
2014年のGDPギャップは▲1.7%となり、2013年(▲1.0%)からマイナス幅が拡大した。
これは、2014年の実質GDP成長率が▲0.0%となり、潜在成長率(0.6%)を下回ったためである。
(注)GDPギャップ=(実際のGDP-潜在GDP)/潜在GDP。GDPギャップのマイナスは供給に対して需要が不足していることを意味する。
この推計にあたっては、潜在GDPを「経済の過去のトレンドからみて平均的な水準で生産要素を投入した時に実現可能なGDP」と定義している。
GDPギャップの推計方法の詳細は、内閣府「日本経済2011~2012」付注1-6を参照。
なお、GDPギャップの大きさについては、定義や前提となるデータ等の推計方法によって異なるため、相当の幅をもってみる必要がある。