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電力中央研究所の井上正名誉研究アドバイザー(66)と、自民党資源・エネルギー戦略調査会会長の山本拓衆院議員(62)が11日、
BS日テレの「深層NEWS」に出演し、事故から4年たった東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題などの課題を議論した。
土中の水を凍らせて氷の壁をつくり、汚染水を増やす原因になる地下水の建屋への流入を抑える「凍土壁」について、井上氏は
「成功すればかなりの水量を減らすことができる。世界でも経験のないことだが、うまくいけば効果は大きい」と述べた。廃炉作業に
ついて、山本氏は「高濃度の放射性物質がいたるところにある。作業員に健康被害が出ないよう、人力に代わるロボットなどを、
国が責任を持って投入する」と語った。
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