15/03/10 09:18:43.94 *
URLリンク(www.asahi.com)
戦後70年に合わせた安倍晋三首相による「安倍談話」について検討する「21世紀構想懇談会」の座長代理で、国際大学学長の北岡伸一氏は9日、
東京都内で開かれたシンポジウムに出席した。講師の一人として参加した
北岡氏は首相の歴史認識に関して、「私は安倍さんに『日本は侵略した』と言ってほしい」と述べた。
北岡氏は「日本全体としては侵略して、悪い戦争をして、たくさんの中国人を殺して、
誠に申し訳ないということは、日本の歴史研究者に聞けば99%そう言うと思う」と指摘した。
会場から「安倍さんが前向きにしたいというのは正しい姿勢だが、何があったか、
何がなかったかを否定しようとしている」との意見が出たことを踏まえて答えた。
この質疑に先立ち、北岡氏は「日本は侵略戦争をした。とてもひどいことをした。明らかです」とも述べた。
また、世耕弘成官房副長官も講師として出席した。世耕氏は、安倍談話について
「村山談話、河野談話を引き継ぐことは日本政府としてぶれることはない。
首相の言うことは、世界の一般的なリーダーが考えていることと何らぶれていない」と語った。
21世紀構想懇談会は首相の私的諮問機関で、安倍談話に先立って
日本の過去の歩みなどを議論して7月までに答申を出す。ただ、談話の文面自体は作成しない想定だ。