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梅毒患者が増加傾向となっていることを受け、厚生労働省は「梅毒に関するQ&A」をウェブサイトに掲載し、注意喚起を始めた。
性的接触で感染することや、妊娠中の人が感染した場合、胎盤を介して胎児に感染し、死産や早産、奇形が起きる可能性があると指摘。
感染予防の方法については、「感染部位と粘膜や皮膚が直接接触しないように、コンドームを使用することが勧められる」としている。【新井哉】
厚労省によると、梅毒の報告数は、年間約1万1000人が報告された1967年以降は減少傾向にあったが、ここ数年は増加傾向に転じ、2012年に875例だった報告数は、14年には1671例と2倍近く増えたという。
サイトに掲載したQ&Aでは、梅毒トレポネーマという病原菌が梅毒の原因となり、治療をしないで3か月以上経過すると、病原体が血液によって全身に運ばれ、手のひらや足の裏、体全体に赤い発疹が出ることがあると説明。
検査が遅れたり、治療せずに放置したりすると、脳や心臓に重大な合併症を起こし、「場合によっては死に至る」としている。
また、感染経路についても詳述。主な感染経路として、感染部位と粘膜や皮膚の直接の接触を挙げ、「性器と性器、性器と肛門、性器と口等が原因となる」とし、コンドームの使用を推奨。
ただ、コンドームで覆われない部分の皮膚などでも感染が起きる可能性があることから、皮膚や粘膜に異常があった場合、性的な接触を控え、早めに医療機関を受診する必要があるという。
このほか、梅毒に感染した際の診察や検査方法についても取り上げ、医師による診察と血液検査(抗体検査)で判断し、「どの医療機関でも検査は可能」と説明。
感染が判明した場合は「パートナーなどと一緒に検査を行い、必要に応じて一緒に治療を行うことが重要」としている。