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毎日新聞秋田、福島版が大型おわび 「テカテカ自民幹部」問題
2015.2.19 12:44更新
毎日新聞秋田版などに掲載された衆院選の結果をめぐるコラムに対し自民党秋田県連が抗議していた問題で、
毎日新聞は19日付の秋田版と福島版に、本橋由紀・東京本社地方部長名の3段見出しの大型のおわびを掲載した。
この問題でのおわび掲載は2度目。「思い込みが強く、悪意とも取れる表現もあり、礼を失する点がありました」
としている。
コラムは衆院選直後の昨年12月18日付福島版と19日付秋田版に掲載された藤原章生編集委員の署名記事。
同社のニュースサイトにもアップされた。藤原編集委員は開高健ノンフィクション賞を受賞したこともある
ベテラン記者で、衆院選取材の応援で秋田に入っていた。平成25年4月から1年間、郡山支局長を務め、
その後も福島版のコラムを担当している。
秋田1区の自民党、冨樫博之氏の当選の様子を「テカテカ光った自民党県連の幹部、オヤジたちの顔だ。
当選が決まり、『ありがとう』と言ってはバンザイをし、カメラの前に居並び、乾杯までしている。
めでたい、うれしいという無邪気さはどこから来るのか」などと記述。秋田版には、冨樫氏が支援者に
囲まれて乾杯している写真が掲載されたが、写っているのは秋田市の穂積志市長らで、自民党県連幹部はいなかった。
自民党県連はこれを含む計7カ所の事実関係について根拠を文書で回答するよう求めたほか、
「テカテカ光った自民党県連の幹部」などの表現について抗議。毎日新聞はニュースサイトの記事を
1月9日夜に削除し、10日付秋田版で、自民党県連幹部は写真に写っていなかったとして
11行のおわびを掲載していた。
写真以外の表現の是非については、ジャーナリストの池上彰氏らが委員を務める毎日新聞の第三者機関
「『開かれた新聞』委員会」で審議された。
19日のおわびによると、同委員会で荻上チキ委員(評論家)は「テカテカ光った」という表現について
「身体的特徴や生理現象についての描写に悪意を感じる」と指摘。池上委員は「悪意があると思われても
仕方のない部分が散見される」とした上で「何がどう問題だったのかをはっきりさせるべきだ」と注文したという。
関係者によると、おわび掲載に先立つ16日、本橋部長らが自民党県連の鈴木洋一副会長を訪れ、
回答と謝罪の文書を手渡した。鈴木氏は「個々の回答には不満もあるが、紙面に大型のおわびを
掲載したことは評価する」と話している。
産経ニュース URLリンク(www.sankei.com)
衆院選をめぐるコラムについて、19日付の毎日新聞秋田版に掲載された大型のおわび
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