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宮城県教育委員会は13日、県内の公立小学校で指導の際に太ももや尻を触るセクハラ行為をしたとして、
男性教諭(59)を停職9カ月の懲戒処分とした。児童にアンケートをした結果、
男女15人が被害を訴えた。教諭は同日付で依願退職した。
県教委によると、教諭は2013年度~14年12月、担当教科の授業中、
いすに座った児童の膝に手を置いたり、腰に手を添えて引き寄せたりした。
教諭は「座った際は自分の姿勢を安定させるために手を置いた。セクハラととらえられたら申し訳ない」と話している。
昨年12月、1人の児童の保護者から学校に連絡があり、全児童にアンケート。
3、4、6年生の男子1人、女子14人が尻などを触られたと認識していた。
教諭は10年12月にも女子児童の下半身を触ったとして、
当時の校長から注意を受けていたが、学校は県教委に報告していなかった。
県教委は「誠に遺憾。全教職員が緊張感を持って職務に当たるよう徹底したい」としている。