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札幌―大阪を結ぶ豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の3月12日の最終列車の切符が、発売直後にインターネットオークションに
出品され、100万円を超える高値が付けられていることが12日、分かった。
引退する人気列車はプレミアチケット化する傾向があり、特に運行最終日の切符は、鉄道ファンの垂ぜんの的。ネット等で法外な高値で
転売されているのが実情だ。
最終便の切符は12日午前10時に発売開始と同時に完売。約50分後には「ヤフーオークション」で1枚が出品された。札幌発大阪行きの
2人分の特急券とB寝台券で定価は2万3千円ほど。入札は1円からスタートし、約7時間で100万円に跳ね上がった。
出品者は、トワイライトエクスプレスの別の日の切符を他に数点出品している。
入手困難な切符の売買をめぐっては、警視庁が5日、ブルートレインの指定席券などを転売目的で買ったとして、東京都迷惑防止条例違反(
常習ダフ屋行為)の疑いで男ら2人を逮捕している。
大阪府警生活安全部の幹部は「急用で乗れなくなった切符を売るのは問題ないが、当初から転売目的なら立件対象になる。希少なチケットを
狙ったのならより悪質性が高い」と警告する。
一方、鉄道ジャーナリスト梅原淳さんは「切符は無記名の証券で、もともと転売は可能なはずだが、乗りたかったのに買えなかった人にとっては
不快だろう。JR各社も公式には転売禁止を呼び掛けておらず、手をこまねいているのが実情ではないか」と話している。
金沢市に住む鉄道ファンの男性会社員(30)は「当日、窓口に行けない人も多く、ネット売買されるのも分かるが、ダフ屋行為を助長しない
ためには、高値で買わないことが大事」と話した。
URLリンク(www.sponichi.co.jp) 2015年2月12日 20:11