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クロアチアで犬の鳴き声を巡る住民の間のトラブルで、裁判所が、夜間はこの犬がほえない
ようにすべきだとしたことを受けて、インターネットでは、この犬を応援するフェイスブックの
ページが作られるなど、愛犬家の間で波紋が広がっています。
フェイスブックに専用の応援ページが作られたのは、クロアチア北西部の村で暮らす3歳の
黒い雑種の犬、メードです。現地のメディアによりますと、メードの鳴き声を巡って近所の
住民との間でトラブルが起き、地元の裁判所は、飼い主は夜の間、メードがほえないように
すべきだとし、従わなかった場合には、この地域の平均月給の3倍に当たるおよそ35万円の
罰金を科すとしました。
これまで庭でのびのびと過ごしていたメードは、夜8時から12時間、物置の中で過ごさざるを
えなくなり、飼い主の男性によりますと、メードはすっかり神経質になって、夜になると
うなだれて物置に入っていくということです。
メードを応援するために設けられたフェイスブックのページには、愛犬家からの書き込みが
相次いでいて、「メードのためにほえる」というメッセージを添えた自分の飼い犬の写真や、
勢いよくほえる愛犬の動画などを投稿してメードへの連帯を示しています。このページには、
これまでにおよそ4万3000人が賛同を示しているということです。
NHK NEWS WEB 2月10日 22時55分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)