15/02/10 14:24:29.38 *
南海トラフ地震 死者13万人→8千人に 大阪府が防災計画素案公表
【産経ニュース】 2015/2/10 13:39
大阪府は10日、府防災・危機管理対策推進本部会議で、南海トラフ巨大地震で最大約13万4千人が死亡すると
した府の被害想定に関し、防潮堤の整備など津波対策を強化することで死者数を約8100人にまで9割以上
減らせるとした防災計画「新・大阪府地震防災アクションプラン」の素案を示した。経済被害も当初の想定より
4割減少して16.8兆円となる見込み。今後、府民から意見を募集し、3月中にまとめる。
素案によると、計画は平成27年度からの10年間。府が管理する防潮堤(全長約57キロ)の地盤強化や水門の
耐震化などハード対策を加速させる。消防団の活動を支援し住民の避難誘導を強化するほか、津波浸水区域内に
ある大阪・梅田などの地下街の施設管理者に、浸水防止計画の作成や避難誘導訓練の実施を求める。また、
災害発生時に混乱が予想されるターミナル駅周辺の帰宅困難者対策にも取り組む。
25年10月に公表した府の想定では最悪の場合、約13万4千人が死亡するとされたが、ハード整備の完了後は
浸水面積が約1万1千ヘクタールから約5300ヘクタールに半減。浸水の深さも大幅に浅くなるため、死者数を
約8100人にまで減らすことができるとしている。
また建物の倒壊や、製品やサービスの供給が止まることで生じる損失などを合わせた経済被害は12兆円減少し、
16.8兆円となる。
府は、対策にかかる費用として事業費ベースで6千億円(国費含む)を見込んでいる。
ソース: URLリンク(www.sankei.com)
画像: URLリンク(sankei.com)
(地図)