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大阪観光局に5千万円請求…業務委託先が調停
【読売新聞】 2015/02/05 17:07
大阪観光局の主導で昨年開かれたイベント「大阪国際音楽フェスティバル」に絡み、業務委託先だった
企画会社が同局に約5000万円の支払いを求め、東京簡裁に調停を申し立てたことがわかった。
イベントでは同局側に約9400万円の赤字が発生し、うち約2700万円を加納国雄局長(70)が個人で
補填(ほてん)したことが既に判明しているが、調停で支払い義務が生じれば新たな対応が必要となる。
イベントは、同局などの実行委員会が昨年4月下旬、約3億6000万円をかけて
大阪城西の丸庭園(大阪市中央区)などで開催。しかし、同16日に起きた韓国の旅客船沈没事故の影響で、
メインに予定していた韓国人歌手のライブが中止になった。
調停を申し立てたのは、NHKの関連会社「NHKエンタープライズ」(東京都)。関係者によると、同社は
ライブ準備などで約5000万円を支出したが、中止に伴って回収不能となり、同局側に負担を求めた。だが、
「中止はやむを得ない事情によるもの」と主張する同局側との交渉が不調に終わり、昨年12月に調停に
踏み切ったという。
同社は読売新聞の取材に対し、「観光局側と協議しているのは事実だが、内容はコメントできない」と
している。
ソース: URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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