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平成25年度に教え子らへのわいせつ行為により懲戒や訓告などの処分を受けた公立学校の教員は205人(前年度186人)に上り、
昭和52年度の調査開始以降最多となったことが30日、文部科学省の調査で分かった。処分者が200人を超えたのは初。
文科省によると、スマートフォン向け無料通信アプリ「LINE」などを悪用するケースが増えたことが主な要因とみられる。
体罰による処分も3953人(同2253人)で倍増した。
調査は47都道府県と全20政令市の教育委員会を対象に実施。
205人が処分を受けたわいせつ行為の内容は、「体に触る」が56人で最も多く、
「盗撮・のぞき」37人▽「性交」30人▽「接吻」23人▽「文書・画像などによる性的いやがらせ」19人-など。
わいせつ行為に及んだ場所は「自動車内」31人▽「自宅」24人▽「電車やバス」21人-などが目立つ。
学校種別では、小学校52人(前年度49人)▽中学校81人(同60人)▽高校59人(同68人)など。
年代別では、50代以上の56人が最も多く、20代は54人、30代は52人、40代は43人だった。
最も重い免職となったのは117人。そのほか停職49人▽減給9人▽戒告5人-で、訓告も25人に上った。
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