15/01/27 17:20:16.25 *
ソース 東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
2015/01/27(火) 15:07:33.79
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イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」とみられるグループに拘束されたフリージャーナリスト後藤健二さん(47)の解放を求め、
キリスト教や仏教などの信者が二十七日、内閣官房に要請書を提出し、首相官邸周辺で祈念集会を開いた。イスラム教徒らも賛同し
後藤さんの無事を祈る中、参加者は「宗教は違っても、平和への思いと命が大事なことは同じ」と訴えた。 (荒井六貴)
「イスラム教もキリスト教も、仏教も思いは一つ。後藤さんの命を救ってほしい。(米国など有志国連合による)空爆もやめてもらいたい。
命は平等。武力では、平和をつくることはできない」
日蓮宗系の日本山妙法寺の僧侶武田隆雄さん(62)はそう力を込める。
集会を企画したのは宗派を超えて平和活動に取り組む団体「平和をつくり出す宗教者ネット」(宗教ネット)=東京都渋谷区。
後藤さんは同区内にある日本基督教団代々木上原教会に通っており、知り合いだった教会員鈴木伶子(れいこ)さん(76)が、
宗教ネット事務局の窓口を務める武田さんに相談し実現した。
催しはイスラム教の団体にも呼び掛け、同区のモスク(イスラム礼拝所)「東京ジャーミイ」も趣旨に賛同してくれたという。
「東京ジャーミイ」は二十一日、日本人人質事件について「暴力を唯一の手段と見なすテロ組織の考え方は、
イスラムの教えとも文明とも全く相いれない」と批判する声明を出し、二十三日の集団礼拝でも「非暴力」を呼び掛けている。
集会には約五十人が参加し、それぞれが目を閉じて後藤さんの解放を祈った。
カトリック麹町教会(東京都千代田区)の信徒渡辺多嘉子さん(69)は「湯川遥菜(はるな)さんも既に厳しい見方がされているが助かっていてほしい。
後藤さんは難民を取材したり、弱者の立場を伝えてくれていた。ネット上などで自己責任論が言われているが誰の命も大事だ」と説く。
「日本カトリック正義と平和協議会」の大倉一美事務局長(80)は「日本が武器輸出で、戦争に加担することになってしまえば、
こういう人質事件が次々と起こる。非暴力に逆行するような動きも一刻も早くやめてほしい」と訴えていた。
画像 祈念集会で後藤健二さんの無事を祈る宗教関係者ら。奥右から2人目は呼びかけ人の鈴木伶子さん=27日午後、衆院第2議員会館で(佐藤哲紀撮影)
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