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明治時代の迎賓館、復元調査へ 舛添都知事「東京五輪までに」
産経新聞 1月7日 7時55分配信
東京都の舛添要一知事は6日、明治時代に現在の浜離宮恩賜庭園(中央区)内にあった迎賓施設「延遼(えんりょう)館」を復元する構想を発表した。
来年度予算案に掘削調査費など1億円を計上する。2020年東京五輪までに復元し、来日する要人のもてなしに活用したい考え。
都によると、延遼館は国内初の西洋風石造の建築物として明治2年に完成。平屋約1380平方メートルで、外国要人を接遇する施設として利用された。米大統領を務めたグラント将軍も滞在したが、同22年に建物の老朽化などにより解体され、現在跡地には芝生が敷かれている。
都内には国の「迎賓館赤坂離宮」(港区)があるが、舛添知事は昨年4月の定例会見で「西洋式だ。悪く言えばベルサイユ宮殿のまがいもの、まねごとだ」などと言及。延遼館の復元や、新設を含め、都が自由に使える和風建築の接遇施設を模索していた。
ただ、文化財の復元には文化庁の許可が必要。歴史的な資料に基づき、可能な限り、当時のたたずまいに近い復元が求められる。
都が国立国会図書館などを探したところ、見つかったのは外観写真と平面図のみで、「内装は全く分からない」(都担当者)。都は来年度から発掘調査などを行い、復元の手がかりを探すとともに、文化庁と相談しながら設計作業を進めていく方針で、「2、3年後には着工できるようにしたい」(同)としている。
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