【産経新聞】ヒトの遺伝情報を書いたのは「偉大なる何者か=サムスイング・グレイト」である。(村上和雄氏) [転載禁止]©2ch.net at NEWSPLUS
【産経新聞】ヒトの遺伝情報を書いたのは「偉大なる何者か=サムスイング・グレイト」である。(村上和雄氏) [転載禁止]©2ch.net - 暇つぶし2ch1:武蔵野メンバー ★@転載は禁止
15/01/05 17:06:30.83 0
 人はみな幸福になりたいと思っているが、なかなか幸せになれず思い悩むものだ。その源をたどる度に
「有り難い」ということを忘れているからではないかと思う。「愚痴を言うな。不平不満を口にしていては、
いつまでたっても幸せになれないよ」と、母が教えてくれたのを思い出す。

 私たちは「ありがとうございます」と平素よく口にするのだが、「有り難い」の本当の意味が分からず
使っているようだ。「今有る」ことがどんなに「難しい(大変な)こと」かを知らずに愚痴ばかり口にしていないか。

 いくらお金を持っていても、「有り難い」ということの意味が分からぬ者に幸せは訪れまい。いつもそう思うのだが、
素晴らしい一文に出会った。

 《細胞1個の核に含まれている遺伝情報は32億個の科学の文字で書かれているが、その情報量は
千ページの本にすると3200冊に相当する。それほど膨大な情報が、1グラムの2千億分の1でしかない細胞の
核の中に書かれている。

 書いたのは誰か。勿論、人間ではない。かといって自然にできあがったものでもない。
それは「偉大なる何者か=サムスイング・グレイト」である。これを有り難いという以外に表現する言葉はない。

 これをある学者がどれほど有り難いことか計算したところ、1億円の宝くじが百万回連続して当たるほど
有り難いことだそうだ。そんな有り難い細胞60兆個で私たちの体はできているのだ。人は生きていること自体が
有り難いことなのだ(筑波大学名誉教授、村上和雄氏)》

 逆に言えば、人の命がいかに尊い存在かということである。ヒトの身体は約60兆の細胞からできていて、
そのほとんどの細胞には核がある。その核の中には23対46本の染色体がある。これをときほどいていくと、
DNAにたどりつく。遺伝子と呼ばれているものである。

 ヒトのDNAの化学構造は、はしごをねじったようなラセン構造をしていて、はしご段にあたるところはたった
4種の塩基で構成された28億対の塩基からなり、このラセンの直径は2ナノメートル、長さは1・8メートルもある。
情報量にすると百科事典で千冊分に相当するという。

 もう何年も前から、ヒトのDNAの塩基配列の解読が進められているが、仮に1日千個解読したとしても、八千年を
要するというアポロ計画に匹敵する大変な作業であるという。1965年以降のノーベル賞受賞者の約半数はDNAに
関する研究であったそうだ。

■足立勝美(あだち・かつみ) 兵庫県立高校教諭、県立「但馬文教府」の長、豊岡高校長などを務め、
平成10年に退職。24年、瑞宝小綬章受章。『教育の座標軸』など著書多数。個人通信「座標」をホームページで発信。
養父市八鹿町在住。鳥取大農学部卒。76歳。


【日本人の座標軸(25)】ヒトのDNA情報量は百科事典千冊分…「有り難い」の本当の意味を忘れるな - 産経WEST
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