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韓国サムスン、スマホで苦戦 中国勢と競争激化で販売減：朝日新聞デジタル
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スマートフォンで世界トップの韓国サムスン電子に異変が起きている。この４～６月は中国勢との激しい競争などで以前ほど売れず、スマホが中心の部門の利益は前年同期より３割減った。競争がさらに激しくなるのは確実で、サムスンも「採算の改善は簡単ではない」と認めている。
米国の調査会社ＩＤＣによると、サムスンが世界に出荷したスマホ台数は４～６月に約７４３０万台だった。世界２位の米アップルの２倍以上だが、前年同期より約４％減っている。
サムスンにとってスマホは、営業利益の６～７割をかせぐ看板製品だ。高級なものから比較的安いものまで幅広くそろえる戦略でアップルを追い抜き、欧米から新興国まで販売を伸ばしてきた。