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少子高齢化のトレンドを受け、若者人口は減少している。
しかもそのスピードは、「壊滅的」
という言葉を用いたくなるほどに急激だ。
わが国における20歳代の人口は、
1995年には1900万人に迫っていた。
それが2015年にはおよそ3分の2の1300万人程度となり、
2030年には1100万人程度にまで減少する見通しである。
これだけ人口が減れば、当然市場も縮小する。
また人口構成の点でも、
かつて多数派を形成していた若年世代は、
もはや完全な少数派に転落してしまった。
かつて繁華街や観光地やスポーツ施設などでは、
若者たちがあふれていた。
だが現在は、どこに行っても目立つのは中高年世代であり、
若者の存在感は概して希薄になった。
若者市場が失ったのは、数のパワーだけではない。
若者一人ひとりの購買力も、 急速に衰え ている。
国税庁の「民間給与実態統計調査」のデータによると、
25~29歳の勤労者の平均年収は、
1997年から2009年の12年間の間に、
373万円から328万円へと45万円も減少した。
前後の 世代を含め、若年世代の所得は
1997年以降一貫して右肩下がりだ。
日経新聞
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