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尖閣「現状維持」の合意明かす
【ロンドン共同】1982年9月、鈴木善幸首相が来日したサッチャー英首相(いずれも
当時)との首脳会談で、沖縄県・尖閣諸島の領有権に関し、日本と中国の間に「現状維持する
合意」があると明かしていたことが分かった。英公文書館が両首脳のやりとりを記録した
公文書を30日付で機密解除した。「合意」は外交上の正式なものではないとみられるが、
鈴木氏の発言は、日中の専門家らが指摘する「暗黙の了解」の存在を裏付けている。
日本政府は現在、尖閣諸島問題について「中国側と棚上げ、現状維持で合意した事実は
ない」と主張、暗黙の了解も否定している。
デイリースポーツ 2014年12月31日
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