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毎日新聞 12月31日 1時24分配信
30日午後7時55分ごろ、群馬県太田市本町の高山神社が燃えていると、神社関係者から119番があった。拝殿や木造平屋建ての本殿計約250平方メートルが全焼。けが人はいない。
高山神社によると、掃き掃除をしていた宮司(42)が神社が燃えているのに気付いた。建物内で電気やろうそくは使っておらず、宮司が30日午後6時半ごろ、近くを通った時、火災は確認されなかったという。
10月には高山神社から約2キロ離れた同市金山町の国史跡、金山城跡にある新田神社の授与所が全焼する火災が発生。群馬県警は高山神社の火災と合わせ、放火の可能性もあるとみて、捜査を進めている。
高山神社によると同神社は、吉田松陰ら幕末の志士に影響を与えた江戸時代後期の思想家・高山彦九郎にちなみ1879年、生誕地の太田市に創建された。【田ノ上達也】
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