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池めぐり探勝路の一部開放 えびの高原「観光復活に期待」 [宮崎県]
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霧島連山・硫黄山（宮崎県えびの市）に出された火口周辺警報で、立ち入りが規制されていた
えびの高原の「池めぐり自然探勝路コース」が２６日、約２カ月ぶりに一部開放された。
開放されたのは、白紫池と六観音御池の２つの火口湖をめぐる片道約２キロのコースと、白鳥山を経由し六観音御池に至る片道約３キロのコース。
不動池は硫黄山の火口から半径１キロ以内にあるため立ち入れない。
開放に先立ち、えびの市はコース途中に防災無線のスピーカーを設置し、登山者の安全確保に努めている。
この日は霧島ネイチャーガイドクラブ（古園俊男会長）の会員がコースを歩いて点検。白鳥山山頂から硫黄山と韓国岳の眺望を楽しんだ。
古園会長は「お年寄りから家族連れまで誰でも楽しめるコース。えびの高原観光の復活につながると期待している」と話した。
探勝路を管理する宮崎県自然環境課の宇佐見孝幸主幹は「えびのエコミュージアムセンターで火山の情報を提供しており、安全を確認してから登山を楽しんでほしい」と呼びかけた。