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個人レベルでも寿命を縮める要因がある。いささか古いが、1979年に米国で公表された論文によると、
それぞれの原因による寿命損失日数が多い順から、▼未婚(男性)が3500日▼左利きが3285日
▼喫煙(男性)が2250日▼未婚(女性)が1600日▼30%体重超過が1300日▼20%体重超過が900日
▼葉巻が330日▼パイプ喫煙が220日▼飲酒が130日▼自然放射能が9日▼医療X線が6日―などとしている。
放射線医学雑誌に載った「リスク・カタログ」と題した論文なので特定の意図を感じるが、
男性が未婚であることは寿命を10年近く縮め、左利きは9年間縮めるというのである。いずれも相当なストレスがかかるのだろう。
ちなみに日本の統計でも、未婚男性は既婚男性に比べて死亡率が、▼25~44歳は1・51倍
▼45~64歳は1・87倍▼65~79歳は1・86倍と明らかに高率になっている。女性も同様の傾向だ。
長生きしたかったら伴侶を持った方がいいのかもしれない。
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