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住宅着工戸数 ９か月連続で減少
12月25日 16時53分
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先月、全国で着工された住宅の戸数は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動が続いていることから、９か月連続で前の年を下回りました。
国土交通省によりますと、先月、全国で着工された住宅の戸数は、７万８３６４戸と、
去年の同じ月より１４．３％減り、９か月連続で前の年を下回りました。
これは、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動が続いていることが要因です。
住宅の種類別では、注文住宅の持ち家が２９．３％減り、同じ月で見た場合、
消費税率が３％から５％に引き上げられた平成９年に３９．２％落ち込んで以来の大幅な減少となっています。
また、賃貸住宅の貸家が７．４％、分譲住宅が６％、それぞれ減少しました。
国土交通省は「住宅展示場を訪れる人は回復傾向にあるものの、依然として持ち家の購入に
慎重な客が多く、消費マインドは冷え込んだままだ。分譲住宅のうち、
マンションの着工は増えているが、都心の一部では人気のあまり土地の仕入れが難しくなってきている」と話しています。