14/12/22 11:48:24.79 MAehhLDK0
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最近、米国立衛生研究所が研究費用を拠出し、米10都市の乳幼児1364人の育っていく過程を
10年間に亘って追跡調査した結果によると、生後3カ月から4歳半までの時期に、
保育園等に週30時間以上預けられた子供の17%は、幼稚園でほかの子どもに乱暴に振る舞ったり、
先生に反抗したりする傾向が強かった。週10時間以下の子供が幼稚園で問題行動に走るケースは6%以下だった。
対象となった子どもの託児時間は平均で週26時間。預ける先が“保育園”でも“託児所”でも、
“自宅ベビーシッター”に見てもらった場合でも結果は同じ。子供の性別や家系も結論に影響しなかった。
この結果は、「子どもが乳幼児期に安易に夫婦が共働き」をし、
「子どもは他人に預ける」というアメリカ-スウェーデン方式がいかに“危険”かを示している。
アメリカでもスウェーデンでも『犯罪』がつねに“高レベル”だということと、
子どもの発達の過程で“攻撃性”を増していることとは、決して「無関係ではない」であろう。
乳幼児期には「母親の優しさと温かさ」が“必要”で、それを十分に受けてこそ、その後の人格形成がうまくいく。
母子の愛情による繋がりが、不十分だった人間は“情緒不安定”で、“攻撃的”になりやすい。
【元東京女子大学文理学部教授 日本ユング研究会会長 林 道義】
URLリンク(www007.upp.so-net.ne.jp)
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