【教育】研究不正を疑われない画像処理、科学誌の投稿規定を参考に...アドビ(Adobe)が説明会 [14/12/19]©2ch.net at NEWSPLUS
【教育】研究不正を疑われない画像処理、科学誌の投稿規定を参考に...アドビ(Adobe)が説明会 [14/12/19]©2ch.net - 暇つぶし2ch1:ゆでたてのたまご ★@転載は禁止 ©2ch.net
14/12/19 16:53:53.58 0
研究不正を疑われない画像処理とは?―アドビが説明会を開催
【日経BP】 2014/12/19

URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)
写真2●植物の葉緑体の顕微鏡写真。現画像は右側が明るく写っている。明るさのムラを補正することで、
こうしたノイズを除去できる

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写真3●客観的・定量的なデータを抽出し、科学的な真実に近づくためにも、適切な画像処理が必要だと訴えた

アドビシステムズは2014年12月18日、大学向け事業についての記者説明会を開催した。大きなテーマと
なったのは、大学の研究分野における画像処理の問題。学術論文における不正な画像処理が問題となるなか、
研究者の間では画像補整自体を悪とみなす傾向が出ているという。説明会には、研究者向け画像解析ソフトの
開発などを手掛ける、エルピクセル研究開発本部の湖城恵技術アドバイザーがゲストスピーカーとして
登場(写真1)。科学的な正しさを追求するうえで、適切な画像補整は欠かせないと訴えた。

実験データとして得られた画像を補整する行為を「データのねつ造」と捉えたり、良心がとがめると
感じたりする研究者は少なくないという。だが湖城氏は、これらを"悲しい誤解"だと指摘する。なぜなら
「(補正前の)現画像が真実かといえば、全く違う」(湖城氏)からだ。画像は、顕微鏡やカメラの設定、ボケや
光の散乱などによって変化する。適切な画像補整を施さなければ、こうしたノイズを根拠に誤った主張を
してしまう可能性もあるという。

湖城氏が例として示したのは、植物の葉緑体を撮影した顕微鏡写真(写真2)。右側が明るく写っており、それは
顕微鏡のランプの影響という。「Photoshop」を使って明るさのムラを補正すれば、明るさは一定になる。だが
それをしない場合、細胞は位置によって輝度が変わる、などの誤った主張につながりかねない。湖城氏は
「真実を知るために、恐れずに画像処理を施してほしい」と話す(写真3)。

ではどう画像処理を行えば不正を避けられるのか。現在のところ厳密な定義はないが、科学雑誌などが
設けている画像に関する投稿規定が参考になるという。「現画像を保持し、求められれば提出する」「施した
画像処理は論文や実験ノートに書いておく」「その研究分野で受け入れられている画像処理方法を
用いる」などがポイントになるとする。

課題は、研究者を目指す学生に対して画像処理スキルに関する教育が体系的に行われていないこと。研究室で
先輩から教えてもらう、といったスタイルが一般的だという。アドビシステムズでは、大学生協と共同で
Webセミナーを公開するといった取り組みを行っている。
(以下略)

ソース: URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)


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