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ロシア中央銀行は、原油価格の下落で急速に進んでいる通貨安に歯止めをかけるため、
政策金利をこれまでの10.5%から17%へと大幅に引き上げることを決め、通貨を防衛する姿勢を鮮明にしました。
ロシア中央銀行は16日、政策金利を10.5%から17%へと大幅に引き上げることを決めたと発表しました。
ロシアでは原油価格の下落を背景に通貨ルーブルが売られていて、
15日の外国為替市場では1ドル=64ルーブル台まで値下がりして最安値を更新するなど、
通貨安が急速に進んでいます。
このためロシア中央銀行としては、これ以上通貨安が進めばインフレが加速し、
実体経済に深刻な影響を与えかねないとして、ルーブルの下落に歯止めをかけるため緊急の利上げに踏み切ったものです。
ロシア中央銀行は声明で、「この決定は、ルーブルの下落とインフレが加速するリスクに対応するものだ」とし、通貨を防衛する姿勢を鮮明にしました。
ロシア中央銀行は、今月11日に政策金利を9.5%から10.5%へと引き上げたばかりですが、
急激な通貨安によって追加の利上げを迫られた形です。
ただ急激な金融引き締めに踏み切ったことで、ウクライナ情勢を巡る欧米との対立などによってすでに減速している
景気を一段と冷え込ませるおそれもあり、ロシア政府と中央銀行は今後、極めて難しい政策運営を迫られることになりそうです。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
ロシア中央銀行 通貨防衛で政策金利大幅引き上げ