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大分市の大分高校(小山康直校長、923人)は来年度から、立体的なアニメーション制作が可能な
3Dコンピューターグラフィックス(CG)ソフトの操作技術習得を目指す「アニメコース」を新設する。
担当の小野孝樹教諭(46)は「デザインやイラストの専門コースを持つ高校は県内にもあるが、
3DCGアニメーションに特化したコースは初めてではないか」と話している。
近年は日本のアニメ作品は世界的にも注目されている。既設の美術コースの生徒からも「アニメーターになりたい」
という声が多かったことが設置のきっかけになったという。
現在、入学希望者を募集中。1年次は制作ソフト「イラストレーター」「フォトショップ」を使った
ビジュアルデザインやデッサンを基礎から学ぶ。2年次からは県内外の大学や企業から招いた講師が
ハリウッドの映画会社でも使われている3DCGソフトの操作を指導する予定。
卒業制作として約15秒間の作品を作る。国内最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット」(東京)に
参加する研修旅行もある。
現在、美術コースを受け持つ小野教諭自らも大のアニメファン。「フルCGアニメが主流になっている現代、
デジタル制作の知識と経験は大きな武器になる。国内外の現場で即戦力になるアニメーターを輩出したい」と意気込む。
小山校長は「特色ある教育を実践するとともに、新しい日本文化を支える若者を育てていく」と話している。
問い合わせは大分高校へ。
[大分合同新聞]12月9日・夕刊
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