14/12/09 07:30:00.82 0
2014年12月08日(月)
東日本大震災後、体に感じる地震の回数も減り、落ち着いたかに思えた日本列島。だが、長野での地震、
御嶽山・阿蘇山の噴火など、大地の動きはつづいていた。そしていま、さらなる地殻変動が?。
■70年近くいて初めて見た
「なんだ、あれは……」
11月下旬、神奈川県と静岡県の県境にまたがる金時山でのことだ。ここは、富士山麓に連なる箱根山の
すぐ近くに位置する。「金太郎」こと、「坂田の金時」伝説ゆかりの地でもある。
登山が趣味の本誌記者は、この山に100回以上登っている。麓の町から山道を歩くこと1時間半ほど。山
頂付近にある山小屋の人々もすっかり顔なじみだ。
しかしこの日、見慣れたはずの風景を何気なく眺めていると、奇妙なものが目に飛び込んできたのだった。
「箱根山から、煙が……出てる?」
あいにくの天気で雲も低く垂れこめているが、丸で囲んだ部分、中腹の山並みの間から白い煙があがって
いる。
箱根の山は、言わずと知れた温泉観光地だ。地中に溜まったマグマの熱で地下水が温められ、温泉とし
て噴き出している。
常に活発に噴気をあげている大涌谷は温泉たまごなども有名で、ピーク時には一日約2000人の観光客が
詰めかけ、火山の生み出す特徴的な風景を楽しんでいるという。ちなみに大涌谷に向かうロープウェイの
年間乗客数は世界一であり、昨年度は220万人。ギネスブックにも載っている。
世界で一番、身近な火山とも言える箱根山。そこで噴気があがったと聞いても、
「箱根ではいつでも噴気が出ているんじゃないの?」
と思われるかもしれない。
しかし今回発見したのは、大涌谷から尾根ひとつ越えた、北西側の斜面だ。しかも、その噴気は大量で、
離れた場所からもはっきり目視できるものだった。
この金時山頂上の山小屋で1947年、14歳のときから働いている「金時娘」こと、小見山妙子さん(81歳)に
訊ねてみた。
「あの噴気のこと?あれは私も驚いてんのよ。噴気なんか出るようなところじゃないと思ってたから。最初は
誰かゴミでも焼いてるのかと思ったの。はじめは細い煙みたいに見えたけど、日が経つにつれてだんだん
大きくなってきた」
(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:現代ビジネス URLリンク(gendai.ismedia.jp)