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投稿日: 2014年12月08日 10時32分 JST 更新: 2014年12月08日 10時33分 JST
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国宝の「鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」の特別展が、2015年春に東京国立博物館で開かれることになった。
鳥獣戯画は京都市の高山寺が収蔵する絵巻物。全4巻で長さは計40メートル及ぶ。平安時代後期から鎌
倉時代にかけて複数の人物によって描かれたと推定されている。カエルがウサギを相撲で投げ飛ばすシ
ーンが描かれるなど、動物が人間のような仕草で描かれているのが特徴で、現代の漫画の原点とも言わ
れている。
鳥獣戯画は2013年まで朝日新聞文化財団により保存修復作業がなされていた。2014年秋には修理が完
成したことを記念して、11月まで京都で展覧会が開催されていた。
2015年春に開かれる東京国立博物館での特別展「鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-」は、4月28日から6
月7日まで。前売り券は2月1日から発売開始される。現存する全ての鳥獣戯画を鑑賞できるという。
甲巻より、水浴する動物たち。
甲巻より、僧侶の上に、葉っぱの傘を掲げる蛙。
甲巻より、泥棒の猿を追いかける兎と蛙たち。
乙巻より、咆哮する獅子と背中を掻く獅子。
丙巻より、首に綱を巻いて綱引きをして遊ぶ男たち。
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引用元:ハフィントン・ポスト URLリンク(www.huffingtonpost.jp)