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住吉会系幹部ら14人再逮捕＝詐欺容疑、新たに男4人も―警視庁
時事通信 12月7日 12時39分配信
社債購入名目で高齢女性から約8500万円をだまし取ったとして、指定暴力団住吉会系組幹部ら15人が詐欺容疑で逮捕された事件で、警視庁組織犯罪対策4課と静岡県警などの合同捜査本部は7日までに、同様の手口で広島県の高齢女性から現金を詐取したとして、同容疑で組幹部上田浩範容疑者（38）ら14人を再逮捕した。
同課などは、新たに福井県坂井市春江町いちい野、アルバイト内山昇浩容疑者（33）ら4人を詐欺容疑で逮捕した。上田容疑者ら7人は容疑を認め、内山容疑者ら11人は否認・黙秘しているという。
逮捕容疑は3月～4月中旬の間、広島県の女性＝当時（82）＝に、実体のない再生医療の研究開発会社「ジャパンメディカル」のパンフレットを送付し、「債券を購入してくれれば、より高い金額で買い取る」などと持ち掛け、現金計1100万円をだまし取るなどした疑い。
同課によると、このグループは昨年1月以降、全国で約170件の詐欺事件を起こしたとされる。被害総額は15億円以上に上り、うち一部は暴力団の資金源になったとみて調べている。
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