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大手繊維・化学メーカーの「東レ」が滋賀県に建設していた新しい工場が完成し、需要の拡大が見込まれる
炭素繊維を使った自動車部品の国内での生産能力が、これまでの2倍に増えることになりました。
この新工場は東レが炭素繊維を使った自動車部品を主に生産する国内の主力工場としておよそ20億円をかけて
滋賀県米原市に建設したもので、5日関係者およそ300人が出席してしゅんこう式が開かれました。
東レは海外ではアメリカのメーカーへの出資などを行って、自動車向け炭素繊維事業を強化してきましたが、
国内でも、今回の新工場の完成によって、生産能力をこれまでの2倍に増やすことにしています。
炭素繊維を使った自動車部品は、金属に代わる軽量素材として実用化されるケースが増え始めています。
このため、炭素繊維メーカーの間では素材の生産だけでなく、今回の新工場のように高度な技術が必要とされる
自動車部品に加工する工程を手がけることで、収益力を高めようとする動きが広がっています。
東レの日覺昭廣社長はしゅんこう式の後、記者会見し、「自動車向けでは2016年ごろから市場が急拡大する
見通しで、加工まで自社でできるという強みをいかしたい」と述べました。
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