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2014年産米のスーパーでの店頭価格が依然として低水準のままであることが、日本農業新聞が
11月に行った店頭価格調査で分かった。主要銘柄の新潟「コシヒカリ」は10月の本紙調査よりも低かった。
青死米の発生増などによる国の需給引き締めへのアナウンス効果は今のところ見通せないと言えそうだ。
米穀機構が4日発表した米の景況調査(DI)でも、向こう3カ月で米価が上がるとの見方はまだ弱い。
調査は、10月作況で青死米などが多く、需給が締まるとの見通しを政府が示したのを受け、首都圏
スーパーなど29店を対象に11月中旬に行った。販売数量が多く、首都圏スーパーのほとんどが年間を
通して取り扱う新潟「コシヒカリ」や秋田「あきたこまち」を中心に調べた。
魚沼を除く新潟「コシヒカリ」の平均価格は、取り扱いのあった27店で5キロ1927円(税別)。
10月に本紙が行った聞き取り調査と比べて63円安かった。中には1400円台の特売品もあった。
秋田「あきたこまち」は29店の平均で同1845円。ディスカウントストアでは、これまでにない
1300円を下回るケースもあった。
米価低迷を受け、11月25日に西川公也農相が米穀機構による売り急ぎ対策を発表した後も、小売り段階では
価格浮揚に結び付いていないのが実情だ。
新潟「コシヒカリ」を5キロ1680円で販売していた大手スーパーの12月4日時点の店頭価格は1580円。
5キロ1886円で秋田「あきたこまち」を販売していた食品スーパーも、1599円と調査時点の11月中旬よりも
値を下げている。
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