14/12/05 12:09:41.97 0
>>1
空き缶と雑誌はホームレスの縄張り
他方、アルバイトをしたくてもできないJKもいる。同じく大阪市内に住む美咲さん(仮名・17歳)は、生活保護受給家庭のため
アルバイト収入が行政にバレると、それは“収入”とみなされ、生活保護受給が打ち切られる可能性がある。
てっとり早くカネを稼ぐため性を売ろうにもそれだけの容姿がない。最初は空き缶拾いや雑誌拾いを行なったが、一日歩き回って集めても1000円にもならなかった。
空き缶拾いをしているとき、年配のホームレス男性から、「こういうことは若い女の子がすることではない」と諭された。行き着いた先は粗大ゴミを収集、ネットで売ることだった。
今では毎週、粗大ゴミ収集日前日に粗大ゴミを集め、集めたそれをネットで売っている。月の収入はだいたい4万円台をキープ。
ある月など7万円稼げたことも。高校生にとって7万円は大金だ。
「空き缶や雑誌拾いはホームレスの人の縄張り。粗大ゴミは、誰の縄張りというのはないんです。
時々、うちくらいの年齢の女の子も自転車で粗大ゴミ集めてる。頭のいい子は何がお金になるかわかるみたい。
うちはアホやからとりあえず目についたもの集めてそれを売ってるだけ……」(美咲さん)
ただ注意しなければいけないのは、彼女たちが行っている行為は「資源ごみの持ち去り」で自治体によっては条例違反に
なるという点だ。またゴミ集積所に出された時点で「所有権が自治体に移る」と定めている自治体では、窃盗罪に問われる可能性もある。
大阪で流行っているというJKの廃品転売だが、相当のリスクがあることを忘れてはいけない。
アベノミクスが功を奏し、経済が活況期に入ったと言われているが、JKが廃品回収で小遣い稼ぎをするをしているのが現実なのだ。
これを経済社会の光とみるか、それとも陰とみるか。自民・公明が推し進めてきた経済政策も来る衆院選では問われることになる。
(取材・文/秋山謙一郎)