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同僚の金盗み自衛官が懲戒免職
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海上自衛隊は、むつ市の大湊基地に所属する２９歳の３等海尉が幹部候補生学校などで学んでいたおととしから去年にかけて同僚１７人から現金を盗んだとして８日付けで懲戒免職処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは海上自衛隊大湊基地の第２５航空隊に所属する２９歳の３等海尉です。
海上自衛隊大湊地方総監部によりますと、この３等海尉は、去年６月、千葉県柏市の基地内で同僚２人の財布から現金あわせて１万６０００円を盗んだ疑いで警察に逮捕されました。
その後の調べで、３等海尉は、このほかにも幹部候補生学校などで学んでいたおととしから去年６月までの間に、千葉県や広島県で同僚１５人の現金およそ３３万円などを盗んでいたことがわかったということです。
３等海尉は、あわせて１７人から金を盗んだことを認めており、「飲食費や遊ぶ金にあてるため同僚の金を盗んだ」と話しているということです。
海上自衛隊大湊地方総監部は、この３等海尉を８日付けで懲戒免職処分にしました。
海上自衛隊大湊地方総監部第２５航空隊司令の石川一郎１等海佐は、「社会人として許せない行為で誠に遺憾です。今後、改めて服務指導の徹底に努めます」とコメントしています。
12月08日 19時00分