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毎日新聞 12月4日(木)20時5分配信
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全国の小売店などでバターの品薄が深刻化している問題で、農林水産省は4日、
乳業大手4社が12月の家庭用バターの供給量を11月に比べ約3割増加させるとの報告を受けたと発表した。
農水省は、食品メーカーや飲食店向けの業務用バターも12月に同程度の増加を見込んでいて、
ケーキなどで需要が最も多くなるクリスマスまでにバター不足は解消に向かうとみている。
大手4社は雪印メグミルク、明治、森永乳業、よつ葉乳業。供給量は家庭用バター全体の約9割を占める。
農水省が先月末に供給拡大を要請。これを受けて、家庭用バターの供給量を11月の1393トンから、
12月は1846トンに拡大する。昨年12月の供給量も上回る見通しだ。
クリスマス前の12月前半に供給を集中させる方針で、農水省は「バターの必要量は確保された」としている。
バター不足は、酪農家戸数の減少や昨夏の猛暑の影響などで、原料となる生乳の生産量が減少していることが主な要因。
政府はバター不足を見込んで、今年5月と9月に計1万トンのバターの追加輸入を決定するなどの対応をとったが、
全国のスーパーの店頭でバターが手に入らなくなるなど品薄が深刻化していた。【平地修】