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SankeiBiz 12月2日(火)6時38分配信
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味の素が2015年4月にも、全米での冷凍ラーメン販売に乗り出すことが1日、分かった。11月初めに買収を完了した
米冷凍食品大手ウィンザー・クオリティ・ホールディングス(テキサス州)の販売網で展開する。北米は冷食市場の
成長が見込まれ、味の素は健康志向から人気の高まる「日本食」でラインアップを強化して、北米の冷食事業を
20年度までに1000億円規模まで拡大する考えだ。
冷凍ラーメンを全米で発売するのは、日本メーカーで初めて。即席麺大手の東洋水産と米国に設立する
合弁会社を通じて生産し、味の素ブランドで販売する。麺と具材が入った器を袋から取り出し水を入れ、
電子レンジで温めるだけで食べられる形にする方向。
今年10月から、米国の一部店舗で「チキンしょうゆラーメン」を4食1箱(10.99ドル=約1310円)で
テスト販売しており、販売動向を見極めた上で、早ければ来年4月にも投入する。
販売網を活用するウィンザーは米国に3つの流通センターを持ち、約8万店の小売店とのネットワークで、
「商品を全米に届けられるようになる」(伊藤雅俊社長)。ラーメンは米国の外食店でも人気が高まっており、商機があると判断した。
ウィンザーの販売網ではこのほか、すでに米国で展開している味の素ブランドのギョーザやチャーハンなどを展開する。
ウィンザーブランドの焼きそば、チャーハンといった商品も並行して売る。
味の素はこうした取り組みを通じ、北米の冷食事業を現在の135億円規模から1000億円まで拡大し、
北米における日本食・アジア食の「圧倒的ナンバーワンを目指す」(伊藤社長)としている。