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「今いるところはたまたま見つけて入った。かつてのお客さんのなかには心配してお小遣いをくれる人がいる。
風俗に戻れと勧めてくる人もいましたが、年も年だしいつまでも風俗をやっていられない。でもほかに何もできることはない。
どうやって生きていけばいいかずっと悩んでいました」
ユキコさんの“城”は絨毯が敷かれた1.5畳のスペースにパソコンとソファがあるだけ。鍵はかからない。
30日以上滞在する場合、前金で一括で支払うと1日1997円になるが、通常料金の2472円を払って毎日更新している。
シャワーや洗濯機は1回309円で使用できるほか、屋外に洗濯物を干すスペースがあり郵便物の受け取りも有料でしてくれる。
「今手元にある服は夏物4着と冬物4着だけ。寮を出てから買いました。シャワーはあるけれどあまり使っていません。
結構寒いんです。いまだに会ってくれるデリヘル時代のお客さんにスパのお風呂に連れて行ってもらったりします。
食事はネットカフェにある206円のカップ焼きそばや、外に出たついでにドン・キホーテで焼き芋を買って食べることもあります。
あまり食事をしないほうなので、丸1日何も食べないこともあります」
以前はふかふかの布団にくるまって寝るのが大好きだったが、ここでは店から借りられるブランケットとクッションを敷いて寝る。
「床に横になって寝るのですが、部屋が狭いので寝返りはうてないし最初は体が痛かった。でももう慣れました」
隣室の人から壁をどんどん叩かれて怯え、他人のいびきが大きくて眠れないこともあったという。
「部屋にいる時は息を殺してじっとしているんです。隣の人がぶつぶつ聞こえるように文句を言ってくることがあって怖くて泣きました」
風俗店で働いていた時に病院で処方された睡眠導入剤や精神安定剤はなくなり、
保険証は盗まれたため病院に行くこともできない。体調は悪化していった。
「これではいけない、もう生活保護を受けたいと1週間前に区役所に相談に行きました。
これまでは息子のために働きたいと思って頑張ろうとしていたけれど、これからはちゃんと健康を取り戻し生活を立て直して、
両親や子供のためではない自分の新しい人生をやり直したいんです」※女性セブン2014年12月4日号(おわり)
前スレ ★1の立った時間 2014/12/01(月) 10:08:15.62
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