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北越紀州製紙の岸本晢夫社長は26日、印刷用紙を値上げする意向を表明した。
為替相場の急激な円安で原燃料コストが上昇し採算が
悪化しているのが理由だ。岸本社長は「10~15%程度の値上げを来年1月下旬から2月初めにかけて
実施したい」と述べた。今回の円安局面を受けての値上げ表明は北越紀州製紙が初めて。
大手製紙各社は印刷用紙を昨年春と秋の計2回値上げし、20%弱の値上げが浸透した。
北越紀州製紙も昨年、印刷用紙を値上げしたが、目標額に届かなかった。
加えて急激な円安の進行で採算が悪化している。「1ドル=110円台の為替相場がこのまま続けば、
印刷用紙事業は赤字になる」(岸本社長)という。値上げしても輸入紙が大幅に増えることはないとみている。
印刷用紙は消費増税後の反動減が続く。「次の消費増税が先延ばしされたことで、
個人消費が回復すれば需要減少にも歯止めがかかる。
値上げによって需要が減るとしても極めて限られている」(岸本社長)
URLリンク(www.nikkei.com)
北越紀州製紙、印刷用紙10~15%値上げへ