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(>>1の続き)
もちろん、こうした背景には安倍首相の個人的な志向、資質がある。
「安倍首相はもともと、右派メディアが自分のことを絶賛しているのを読むのが好きなんです。新聞も産経新聞を真っ先に読む
らしくて、机の上に置く順番も一番上が産経、一番下が朝日と決まっている。Facebookでも自分を評価する右派読者の意見を見る
のが大好きで、『いいね』が多いと、すごく機嫌がよくなるらしいですよ」(前出、官邸担当記者)
いや、「好き」どころではない。国会でなんの根拠もない朝日陰謀論を叫び、JR東日本の労組JR総連から献金をもらっているという
だけで、民主党の枝野幸男幹事長が「殺人を行っている団体とつながっている」と決めつける。『NEWS23』(TBS系)で見せたように、
自分に対する批判的な意見は全部「捏造」「ヤラセ」にして、被害者を気取る。安倍首相を見ていると、本人の思考回路が“2ちゃん脳”、
ネトウヨそのものであることがよくわかる。
そういう意味では、今回の「保守速報」シェアも一部でいわれているような「リテラシーの低さ」などではなく、むしろ、確信犯といって
いいだろう。安倍首相は明らかにヘイトサイトを支持し、そのネトウヨ的な主張を拡散することを意図していたはずだ。
実際、自民党は数年前からまさに安倍首相を中心にこうしたネトウヨ的支持者を組織化してきた。そのカギを握っているのが「自民党
ネットサポーターズクラブ」(J-NSC、通称ネトサポ)の存在だ。
この問題を記事にした「週刊現代」(11月22日号)によると、このJ-NSCは自民党が下野した2009年、ネット上の支持者に呼びかけて
生み出された組織。党員ではないが、会員になる際は、実名、住所などの個人情報を提供して「夢と希望と誇りを持てる日本を目指す
ため。党勢拡大をはかり、日本再建を実現する」という規約に同意しなければならない。
そして、このJ-NSCの会員が自民党の対立候補や他党に対するネット上のネガティブキャンペーンの中心的役割を担ってきたのだ
という。同時に、その中から自らのFacebookやツイッターにヘイトコメントを載せる者が登場するようになった。
「週刊現代」はその危険性をこう指摘している。
「まさに自民党は、その意を汲んで動く少数精鋭の『親衛隊』を、ネットを通じて養成している。これはつまり、自民党は自らの手を汚す
ことなく、ネットを悪用して批判の声を封殺することさえできるようになるかもしれないということである。政権与党が、陰湿な手口で
『言論の自由』を脅かしている疑いがあるのだ。」
しかも、彼らはどんどん勢力を拡大し、現在では1万5000人を超えるともいわれている。もしかすると、今、ネット上で安倍を擁護し、
差別的言辞をまき散らしているネトウヨたちは、かなりの部分でこのJ-NSCと重なっているのではないか。
だとしたら、結論はひとつ。ヘイトを止めるには、まず、安倍政権と自民党を止めなければならない。そういうことだろう。
(終わり)
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