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菅直人氏ら窮地! 辻元清美氏も… 浅川博忠氏が大物当落分析
2014.11.26
野党でも実績と経験のある複数の議員が、苦しい立場に立たされそうだ。
野党第1党の民主党では、海江田万里代表(東京1区)が危ない。
経済評論家時代に、詐欺まがいの和牛預託商法が問題となった畜産会社「安愚楽牧場」の“広告塔”になり、出資者から損害賠償請求を起こされているのだ。このダメージが尾を引いており、「与党の情勢調査では、自民党女性候補に負けているようだ」(永田町事情通)という。
同党ナンバー2の枝野幸男幹事長(埼玉5区)について、浅川氏は「当確」判定だが、「革マル問題」がくすぶる。
先月30日の衆院予算委員会で、安倍首相から「殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家が影響力を行使しうる、
指導的立場に浸透しているとみられる団体から、枝野氏は約800万円の献金を受けていた」と指摘されたのだ。
枝野氏は「何ら批判される筋合いはない。誹謗(ひぼう)中傷だ」などと反論している。
東日本大震災や東電原発事故時の最高責任者で、「史上最悪の宰相」と呼ばれた菅直人元首相(東京18区)は、
前回衆院選では小選挙区で落選し、比例重複で救われた。今回の見通しも明るくはない。
浅川氏は「選挙区で激突する自民党の土屋正忠氏は、地元・武蔵野市長から国政に転じ、選挙に強い。
地元でも『菅氏は原発事故の対応がひどかった』という印象が強く、『過去の人』という認識だ」という。
宮沢洋一経産相の資金管理団体の不適切支出問題に関し、衆院本会議でSMバーを「口にするのも汚らわしい」とののしった民主党の菊田真紀子氏(新潟4区)や、
維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)から名指しで「選挙協力できない」といわれた辻元清美氏(大阪10区)も「苦戦」だ。
他の野党では、生活の党の小沢一郎代表(岩手4区)も、「以前のような圧倒的な強さはない。党の存続さえ危うい」(浅川氏)と逆風が吹いている。
お家騒動の末、28日に解党するみんなの党では、浅尾慶一郎代表(神奈川4区)も、渡辺喜美前代表(栃木3区)もこれまでは強かったが、今回は「やや優勢」だ。
浅川氏は、浅尾氏について「民主党入りすれば何とか…という情勢だが、有権者には『選挙目当て』とシビアな目でみられる」といい、渡辺氏については「父親である渡辺美智雄元副総理の威光が残っており、何とか当選はできるだろうが、その後がいばらの道だ」という。
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