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青酸化合物を夫に服用させ殺害したとして、京都府警に殺人容疑で逮捕された筧(かけひ)千佐子容疑者(67)。
体の弱い高齢者をターゲットに婚活を繰り返し、10億円以上の遺産を相続していた可能性があるが、
先日、亡くなった映画俳優、高倉健さんの母校としても知られる福岡県内の名門高校に通い、
大手銀行に就職するなどエリート女子だったという。才媛の人生はどこで暗転したのか。
関係者によると、千佐子容疑者は製鉄業が盛んだった北九州市出身。
父親は製鉄会社に勤め、厳格な家庭で育ち、中学卒業後は県立東筑高校に進学した。
今年で創立116年の同校は県内でも有数の名門で、現在は文部科学省から理系教育を重点的に行う
「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されており、東大、京大など難関国立大への高い進学率を誇る。
各界で活躍する人物を多く世に送っており、10日に亡くなった高倉健さんをはじめ、元オリックス・バファローズ監督で、
野球部で投手として夏の甲子園初出場を果たした仰木彬さんや、芥川賞作家の平野啓一郎さんもOBだ。
「彼女は男女共学のクラスに在籍し、手芸部などのクラブ活動にも勤しみ、学校生活を楽しんでいたと思います。
見た目もかわいくて、男子生徒からもてたと思いますが、派手な感じはなく真面目な印象でした」(同級生の男性)
学業の面でも優秀で、教師からは国立大への進学を進められ、本人も進学を志望したが、
家族の反対で大手銀行の地元支店に就職。数年後には旅行中の鹿児島県内で、最初の夫と知り合い、
故郷を飛び出すように大阪府貝塚市に嫁いでいったという。
夫とはTシャツのプリント工場を営むものの、経営は悪化。多額の借金を背負った上、
夫は1994年、闘病の末に亡くなるなど不幸が重なった。
千佐子容疑者が関西圏に住む高齢男性7人と結婚や交際を繰り返し、遺産を手に入れるようになるのは、それから約10年後のことだ。
男性の大半には病気や持病があり、いずれも数年以内に死亡している。
同級生の男性は「僕の記憶の中では、彼女と犯罪を結びつけることは無理だ。
年を取って、何か人間が変わってしまったのだろうか。事件が事実なら本当に寂しい」と語った。
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