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高齢「婚活」、トラブル増加 京都・向日夫殺害容疑事件
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京都新聞【 2014年11月21日 08時44分】
少子高齢化が進む中、結婚相談業界が、孤立しがちな高齢者層をターゲット
に顧客の取り込みに力を入れている。ただ、遺産相続をめぐるトラブルや金銭
のみを目的とする交際などを懸念する業界関係者もおり、専門家は、高齢者同
士の結婚が必ずしも孤独の解消につながるわけではないと指摘する。
夫を殺害したとして殺人容疑で逮捕された筧千佐子容疑者は、結婚相談所を
通じて複数の男性と交際や結婚を重ねていたという。「結婚相談業界全体の信
用を傷つけかねない事件だ」。高齢者の「婚活」に力を入れる加盟業者が増え
るだけに、全国規模の婚活サイトを運営する団体の男性職員は20日、取材に
不愉快そうに話した。
大阪市内のある結婚相談所の仲人の女性は「少子化で主な顧客層だった若年
世代が頭打ちになる」と打ち明ける。生涯未婚率や離婚率の高まりを踏まえて
高齢世代の顧客開拓を目指すが、「遺産相続のもめ事が心配」と不安も漏らす。
一方、同市内の古株の結婚相談所は高齢者の利用を断っている。同業者から、
交際の初期から相手に経済的に依存したり、成婚料目当てで見合いしたりす
るなどのトラブルを耳にするからだ。
国民生活センターによると、結婚相手紹介サービスをめぐりトラブルがあっ
たとして、全国の消費生活センターに寄せられた相談のうち、60歳以上の割
合は2005~10年度にかけて年々増加している。
高齢男性の連続不審死事件を描いた「後妻業」の著者で直木賞作家の黒川博
行さんは「孤立した高齢者には疎遠な息子や娘より自らを思ってくれる異性が
魅力的に映る。一方、財産など人柄ではない要素に興味を持って結婚相談所を
通じて接触し、感情がない場合もある」と分析し、高齢結婚のトラブルが今後
増加すると予測する。
高齢者の孤独に詳しい立命館大産業社会学部の津止正敏教授は「働くことに
重きを置いてきた男性は退職後、女性に比べて地域社会との関係を築きにくい。
結婚という手段以外にも、精神的にも経済的にも、孤立した高齢者の居場所
が多様な社会をつくり出す必要がある」と指摘する。
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