14/11/18 09:55:35.51 xHUy48r00
(続き)
~中略~
「霊言(霊言集)」については、新聞に全面広告として掲載されたという事実によ
り「妄想や虚言、詐欺などと思われないだけの社会的信用がある」としているが、新
聞広告にそのような機能はなく、また、一方的に多くの「霊言(霊言集)」を刊行す
ることだけでは、「霊言(霊言集)」の科学的合理性を証明する根拠とは認められない。
「大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授
研究し、知的、道徳的及び応用能力を展開させること」(学校教育法第83条第1項)
を目的とする必要があり、その上で、憲法第23条が保障する「学問の自由」に基づ
き「教授の自由」が保障されている。この場合の「学問」とは、一定の理論に基づい
て体系化された知識と方法であり、一般化・普遍化されたものであることが求められ
る。上記の「霊言(霊言集)」については、科学的根拠を持って一般化・普遍化され
ているとはいえず、学問の要件を満たしているとは認められない。
また、大学は、「体系的に教育課程を編成」(大学設置基準第19条第1項)し、
「専門の学芸を教授」(同条第2項)するもので、「霊言(霊言集)」は大川隆法氏
のみが行えるとされており、実証可能性や反証可能性を有しているか否かという点で
も疑義があるため、このような「霊言(霊言集)」を根拠とした教育内容を体系的に
学生に教授することが可能とは認められない。
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当たり前すぎる理由だよ。