14/11/16 07:35:26.94 0
安倍首相は消費税10%の再増税を先送りし、解散・総選挙に突っ込む。自民党幹部は、「いまなら減っても1割(20~30人)程度」
と計算しているらしいが、大甘だ。選挙のプロたちは「100人ぐらい減ってもおかしくない」とみている。
今度の選挙で厳しいのは119人いる自民党の1期生たちだ。前回、民主党へのアゲンストの風だけで通った連中だ。たった2年間では
実績も何もない。風がやめば苦戦必至だ。
「1期生はこの2年間、どんな仕事をしたのか。何か成果をあげているのか。有権者はシビアに見ている。そのうえ、相手は民主党の
中堅やベテランです。捲土重来を期し、地元に張り付いて活動をしてきた。小選挙区に出て、バッジをつけた自民党の1期生は100人
ほどですが、自民党関係者も20~30人は落ちるのではないかとみている。20人、30人が落ちるということは60人くらいがボーダー線上
だということです。相当数が落ちてもおかしくない」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
■北海道は4勝8敗
最近、メディアが独自に情勢調査した北海道では、自民党は予想以上の苦戦だったという。
「前回は12選挙区全てで自公が勝ちましたが、直近のメディアの調査で当選ラインにいるのは、町村氏(5区)、堀井氏(9区)、
中川氏(11区)、武部氏(12区)のわずか4人だったそうです」(地元関係者)
この通りなら、前回12勝が今回は4勝8敗になる。まさしく、オセロゲームである。
大体、追い風が吹いていた前回ですら、共産党を除く野党が候補者を一本化していたら113選挙区で自民党の当選はひっくり
返っていた。自民党安泰なんて冗談じゃないのだ。
まして、国民は大義なき選挙の正体を見破り怒っている。それでなくても、安倍内閣の支持率は相次ぐ閣僚スキャンダルと景気失速で
ガタ落ちしている。
朝日新聞の調査(今月8、9日)では前回より7ポイントも下落し、42%。大幅な支持率下落はNHK(今月7~9日)でも同様。先月から
8ポイント下がって44%になり、第2次政権発足以来最低を記録した。
世論が急速に安倍政権に冷ややかになりつつある時期の解散・総選挙なのである。100議席減は大げさではない。
ソース(日刊ゲンダイ) URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
写真=13日に1期生向け選挙塾を開催(谷垣幹事長と茂木選対委員長)
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