【原発事故】電源喪失「対策できたはず」=旧保安院幹部、反省の弁…福島原発事故調書公開・政府 [11/12]©2ch.net at NEWSPLUS
【原発事故】電源喪失「対策できたはず」=旧保安院幹部、反省の弁…福島原発事故調書公開・政府 [11/12]©2ch.net - 暇つぶし2ch1:かじりむし ★@転載は禁止 ©2ch.net
14/11/13 01:00:12.65 *
電源喪失「対策できたはず」=旧保安院幹部、反省の弁-福島原発事故調書公開・政府
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時事通信 2014/11/12-21:46


 政府は12日、東京電力福島第1原発事故で政府の事故調査・検証委員会が
当時の原子力安全・保安院幹部らから聴取した際の調書を内閣官房のホームペ
ージで公開した。幹部の1人だった山本哲也元首席統括安全審査官(現原子力
規制庁審議官)は事故を引き起こした全電源喪失について「事前に対策を講ず
ることができたはずだが、備えをしなかった。それが最大の痛恨事」と反省の
弁を語っている。

 調書の公開は9月の吉田昌郎元所長(故人)らの分に続き2回目。

 公開された調書によると、山本氏は同原発事故の最大の問題を「全冷却機能
が失われた場合に、事故を収束させるための対応策が事業者も含めて全くでき
ていなかったこと」と強調。「想定外の津波が来たとしても、電源車で電源を
供給できれば、何とか施設の機能の一部は動かせた」と主張している。

 その上で、「原子力災害法の緊急事態事象として、全交流電源喪失について
も特定事象とされているのだから、想定して事前に対策を講ずることができた
はずだった」と振り返っている。

 さらに、「他の原発と違って、福島第1ではなぜか非常用電源が原子炉建屋
より構造的に弱いタービン建屋、しかも(津波によって水没する可能性がある)
地下にあった」と指摘。海水を取り込むためのポンプが十分防護されていな
かったことと併せ、「保安院の安全審査の際にそれをチェックしていなかった
という問題があり、われわれも大いに反省しなければならない」と述べている。

 今回、新たに公開されたのは45人の個人と1団体の調書。山本氏のほか、
保安院で広報役を務めた西山英彦元審議官や寺田学元首相補佐官らが含まれて
いる。


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