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福岡・北九州市の代々木ゼミナールで11日、男子生徒を刺した
30歳の予備校生の男が逮捕された。その男は2014年8月、FNNの取材に答えていたことがわかった。
「やっぱり元気とやる気がナンバーワンだと思います。宮本武蔵の言葉にあるように、
『我の人生 後悔なし』。以上です」などと、カメラ目線で自信満々に語るのは、中島政夫容疑者(30)。
2014年8月、中島容疑者は、代々木ゼミナールが全国に27ある拠点のうち、20カ所を来春、閉鎖することを受け、FNNの取材に答えていた。
中島容疑者は11日、北九州市小倉北区にある代々木ゼミナールで、19歳の
男子予備校生の左胸などを包丁で刺し、殺害しようとした殺人未遂などの疑いが持たれている。
中島容疑者は、調べに対し、「にらまれて口論になった。殺すつもりはなかった」などと話しているという。
中島容疑者は以前、予備校での生活について、「(小倉校が、2014年3月に閉鎖されるが?)知らなかったです。
(それを聞いてどうですか?)僕は、たばこをずっと名古屋で吸っていたんですよ。地元でもやんちゃで。
でも、こっちに来たら、先生が僕と面と向かって話してくれて、たばこもやめられて。
髪もずっとキンキラキンだったんですよ。でも、髪を黒髪にして、初めて自分と向き合って素直になれたので。すごく僕、感謝しています」と話していた。
予備校への感謝の気持ちを語っていた中島容疑者。
さらに、受験への意気込みを語っていた。
中島容疑者は「志望校は早稲田です。本当に何にもわからなくて、アルファベットもわからないんですけど、
一緒になって教えてくれて、辞書を買ったり、参考書を買ったり、参考書を教えてもらったり。
授業中の黒板でも、熱意が伝わってくるんです。ことしは必ず大学受験を成功させます」と話していた。
調べによると、中島容疑者は、1〜2週間ほど前に、被害者とは、別の生徒とトラブルになっていて、被害者がその仲裁に入っていたことがわかっている。
警察は、中島容疑者から事情を聴き、くわしい動機などを調べている。 (テレビ西日本)
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