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防衛省は、2015年度から装着者の動きをアシストする「高機動パワードスーツ」の開発に乗り出す。
自衛隊員の装備は銃などを含め最低でも20キログラム以上。パワードスーツにより装備状態の隊員の負担を軽減、
迅速機敏な行動に役立てる考えだ。15年度当初予算概算要求には関連予算として9億円を計上している。
12年度に試作した重装備用スーツ
URLリンク(www.nikkan.co.jp)
防衛省は隊員の運動能力向上を目指し、パワーアシスト技術の研究を進めてきた。
12年度には数千万円を投じ、重装備時の運動をサポートするスーツ、高い運動能力を実現する高機動用スーツを試作。
民間のパワーアシストスーツ市場が成熟してきたこともあり、自衛隊の実作業に耐えるパワードスーツ開発を決めた。
予算が認められれば、15年度に事業者を公募する。
同研究を主導する技術研究本部のロボット開発プロジェクトは3カ年で行われることが多いため、
同スーツも3年程度で完成を目指すと思われる。その後に評価試験を行い、性能が認められれば自衛隊の装備となる見通しだ。
防衛省のパワードスーツは民間のアシストスーツ以上の頑強さと汎用性が求められる。
水際でも使用できる防水・防塵性能、銃弾でも故障しない強さ、装着者が倒れたり座り込んでも
誤作動しない安全性の実現を目指している。