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2014年11月10日(月)
かつては世界中のファンが憧れ、心を躍らせた「SONY」の4文字。いまやその栄光はどこにも見る影がなくな
ってしまった。ソニーを蝕んでいったのは、他でもなくソニー内部の人間たちだった。
■大赤字の「戦犯」
「ソニーがここまで凋落してしまったのは、完全に『人災』です。今の幹部の大多数は、真剣に10年、20年先
のソニーのあるべき姿を考えているとは到底思えません。このままだとソニーは本当に取り返しのつかない
ことになるという危機感が、彼らには足りない」
こう嘆くのは、ソニー元幹部だ。
9月の会見で、'15年3月期の連結決算が2300億円もの赤字となる見通しを発表したソニー。2年連続の最終
赤字を計上することが決定的になったが、さらに会見では'58年の上場以来、初の無配に転落することも明
らかになり、株主の怒りと失望を買った。
今、ソニーは史上最悪と言える状況に立たされている。そのなかで、会社を立て直すべく先頭に立って社員
を牽引し、鼓舞できるような経営幹部が求められている。ところが、本誌が取材してみると、今のソニーには
残念ながら、そうした幹部はほとんどいないことが明らかになった。冒頭の元幹部が続ける。
「今の体たらくは、平井一夫社長の手腕やビジョン、実行力がすべて不足していることからきているのは言う
までもありません。しかし、彼以外にもソニーをダメにしていると言えるような幹部が複数いるのも事実です。
あえて言えば、そのうち、5人の責任が特に重い。彼らは平井さんのもと、ソニーの中枢に居座りながら、何
の実績も挙げることなく事態をここまで悪化させた、戦犯とも言うべき幹部たちです」
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引用元:現代ビジネス URLリンク(gendai.ismedia.jp)